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【実話】いじめ対策で学校や教師が行った実際の解決方法がコレ!

      2017/08/03


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僕はいじめられています。

そんな生徒からの告白から1か月で”いじめ”は完全になくなりました。

 

その当時の方法をお伝えしますね。


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いじめの対策として学校が行った実際の解決方法

こちらの記事での事案について詳細にお伝えしますね。

当時のいじめの概要

僕の学校は中高一貫なので、多くの中学生がそのまま高校へ進学してきます。

既に中学時代からいじめがあり、かなり組織的な”いじめ軍団”があったんですね。

 

それで、いじめ軍団のトップやその仲間が僕のクラスにいて、いじめられている生徒も僕のクラスにいる。

実は、いじめ軍団はいろんなクラスに点々と存在していて、僕のクラスにトップや仲間が一番多かったという状態でした。

 

いじめられている生徒は、3名ほど、僕のクラスに1名。

隣のクラスに2名。

軍団は8名~10名くらいです。

 

中学の先生からも少しだけ情報がありましたが、詳しくは解らなかったんです。

いじめの告白への経緯

担任として5月の保護者会の時に僕は

 

”このクラスではいじめがあります。

でも、私は絶対にいじめを許さないです。

いじめに遭っている生徒は絶対に守ります。”

 

と言っていたんです。

 

担任をやっていれば、いじめがあるかどうか?

 

解ります。

 

お昼や放課後などいろんな生徒と2者面談なども含め会話をするからです。

 

入学式から1か月弱。

 

クラスの生徒保護者の前で、こう言った直後に、やっぱりいじめられている生徒の保護者から

 

”先生、話を聞いて下さい”

 

という申し出がありました。

 

”うちの子は中学の頃からずっといじめられてきています。”

”現在もいじめられているんです”

 

 

その後、しばらくしていじめられている生徒本人から勇気を持った

 

”先生、僕はいじめられています”

 

という告白がありました。

いじめ解決に向けてのロードマップ

本人から告白が直接僕にあったので、やっと糸口を掴んだ感動がありました。

これで公に動けます。

 

学年主任を通じ管理職がプロジェクトチームを作ってくれました。

 

この件では学年全体に広がった規模の大きないじめだったので、10名ほどの先生方が協力してくれました。

 

まず目的は

  • 被害者の安全確保
  • 加害者の特定

でした。

 

被害者の安全確保には別教室などでの活動が一番なのですが、授業も受けられなくなるので保護者とも相談して、教室での活動としました。もちろんいじめが起きないように牽制が必要になります。

 

”先生たちはこの件に対して探っている、知っている、徹底的に撲滅させる”

 

という意思表示です。

 

プロジェクトチームで行った事

①聞き込み調査と学年アンケート

この2つをまず行いました。

これを行うと、まずは意思表示になります。

 

また、加害者軍団は過去のいじめをどこからバレるかとても心配になります。

 

この時に”いじめられていた”という他の生徒がまた告白してくれて3名が被害者だということが確定されました。

 

②情報集め

被害者やいろんな生徒からの情報を集めると情報が一致しました。

そこには加害者が誰なのかハッキリとした氏名が出てきます。

 

どんなことがあったのか?

 

それも全てハッキリしてきます。

 

学年のほとんどの生徒が中学からの”いじめ”について知っていたし、怖くて触れないようにしていたことも解りました。

 

③加害者への面談

これが一番大切です。

 

”やっていない”

”知らない”

という事を言ったり、

”口裏合わせ”

 

があることも想定されるので

 

  • 加害者全員同じ時間に先生と一対一で面談
  • 事前告知は一切しない

 

という面談を行いました。

 

面談内容は

  • いじめの報告や、やった事の情報が多数あり、お前たちの名前が上がっている
  • そのメンバーたちを今、他の先生も同時に面談を行っている
  • だから正直に話して欲しい
  • 加害者の生徒も大切。良いところも沢山ある。なのにこんな事になるのはとても残念である。

この同時面談を行うと、”○○をいじめた事”を全員が認めました

 

当然、事実を認め、反省をさせることが目的になります。


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いじめの解決方法

僕のクラスにいたのはリーダー格の男子生徒です。
本当は男らしくて責任感もあるいい子なんです。でも加害者だったんです。しかもリーダー。

 

僕は生徒が悪い事をした時には、メチャクチャ怒り、叱ります。それは本人が

 

”自分が悪い事をした”

 

認めている時です。

 

認めるまでは、もちろん犯人ではない可能性もあるし、まずは生徒の事を信じます

 

信じるという事は、相手の良い所を認めて信頼しているという関係でいる事なんです。

 

だから、

 

「どうしたんだ?」
「何があったんだ?」

 

って、落ち着いて、心配して聞く事が出来ます。

 

相手の心を優しく見て、相手の正義感を認め、気持ちを引き出します。

すると懺悔してくれるんです。

 

その時に、僕は大声で怒り、叱ります。

泣き出す生徒もいます。
というか、泣くまで諭し叱るんです。

 

もちろん謝罪したい気持ちを話してくれます。

でも、被害者に直ぐには謝罪はさせません

 

いじめられた生徒は、どれだけの苦しみを感じてこれまで生きてきたか?

と考えれば、謝って済む事ではないし、そんな謝罪なんか信じる事はできないからです。

 

だから、短い作文を書かせ、親を学校に呼び

・加害者生徒
・加害者保護者
・学年主任
・担任

の4者での面談を行います。

 

これまでの経緯や、作文を見せ、本人が認めている事を伝えます。

 

加害者の子供がしっかりと認めているので親も認めてくれるのです。

 

被害者の親へ連絡

被害者の親とは頻繁に相談など連絡を取り合いましたが、情報集めをした時期くらいから”いじめ”は減りました。
僕のクラスでは、加害者グループは僕を怖がっていましたので、情報集めの時期からは、被害者の親からも、日記の内容でもいじめがなくなっている事を知らされておりました。

 

加害者の4者面談でいじめを認め、反省があったので、次は双方の親も呼び、謝罪をさせるという段取りがある事を提案しました。

ところが、その時には既にいじめも無く平穏な毎日になっていたので、特に必要ないという被害者の親からの話でした。

 

というのも、このリーダー格の父親はとても筋が通っていて、息子に対して、キツく叱り、家庭でしっかりと話し合いをしてくれたんです。

 

そんな経緯があり、リーダー格の生徒が自発的にしっかりと被害者に謝罪をしていたんです。

その後のリーダー生徒

いじめが完全になくなっただけではなく、リーダー生徒は話し方や表情、態度もとても大人っぽく成長しました。そのリーダー生徒は、いじめのリーダーではなく、クラスのまとめ役として、本当のリーダーになったんです。

 

クラスの行事でも、しっかりと真面目に取り組み、いざって時には、ビシっとみんなに言ってクラスを陰から支えようと頑張ってました。


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まとめ

いじめは絶対に許してはダメです。

流してはダメです。

 

ましてや担任や管理職の責任逃れや保身はもってほかです。

 

 

でも”いじめ問題”は担任一人で抱えることが出来ない問題です。

 

では担任が出来る事は?

 

絶対に被害者の生徒が安心できる存在でいること。

”絶対に守るから”

”言ってくれてありがとう”

そんな言葉をかけられるのは担任だけです。

 

”昼休みの授業前15分間”

”授業が終わってからの2,3分”

”掃除の時間から放課後の生徒が少なくなるまでの時間”

 

そんな時間まで教室で生徒たちの様子を見ることで、生徒からの様々なサインを受け取ることができます。

 

子供達にとって担任は特別な存在です。

親の次に子供が頼りにするのが、学校の担任です。

信頼関係はもちろん特に大切です。

 

 

”昼休みの授業前15分間”

”授業が終わってからの2,3分”

”掃除の時間から放課後の生徒が少なくなるまでの時間”

 

このゴールデンタイムが一番生徒を観察できるチャンスです。

 

そんな生徒とのコミュニケーションが最も取りやすい時間を生徒と一緒に楽しむことが

”いじめ”

の最善の予防になります。

 

いじめっ子もいじめられっ子も作りたくないです。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。


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