合唱コンクールの練習のコツ?本番直前の練習内容はコレだ!

さあ、いよいよ合唱コンクール当日まであとわずかです。

という設定でお話していきますね。

 

さてこれまでクラスではいろんな事がありました。

○○君が練習に来ない!

とか

指揮者の○○君が熱くなりすぎて、泣いちゃった!それにクラスみんなも感動して合唱がめちゃめちゃ良くなった!

とか。

いろんなことがあってやっとたどり着くクラス合唱ってやっぱり学校のイベントではとても大切ですね。

合唱の練習方法や選曲、指揮のコツなどはこちらでまとめてお知らせしております!
合唱の練習総まとめ!クラス合唱にも役立つ選曲から本番まで!

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目次

合唱コンクールの本番直前の練習とは?

やっぱり一生懸命に練習した合唱曲には気持ちが入り込み、本番では成功させたいですよね!

そんな、合唱コンクール直前にはどんな練習を行うとよいのでしょうか?

 

本番前はこれまでの確認をしよう

ここまで練習してきて、どこの音のハモリが難しかったとか、上手くいった時はこうしてた、とか書き出しましょう。

・○○小節目のハモリはアルトパートの声が落ちないように

・○○小節目では全員、指揮者を必ず見る

・○○小節目ではバスを全員で聞く

・○○小節目ではピアノ伴奏の○音を聞く

上げるといろいろ出てくると思います。

 

でも、それらの事、全てが合唱を上手にしてくれた、このクラスだけのコツになります。

逆を考えると、このコツさえきちんと出来ると、本番でも上手く演奏できる可能性がグッと高くなります。

そんな確認練習をしていると、一層充実感が増して、クラスのモチベーションはめちゃめちゃ上がっていきますよ!

 

緊張感を作り出す通し練習(録音)をしよう

さて、クラス合唱を毎年見ていると、凄く出来るクラスではこんな事が起きます。

昨日はとっても良い合唱になっていたんだけど、もちろん今日もやる気はあるんだけど、なぜか上手くいかない・・・

だんだん険悪な雰囲気になってきて・・・ネガティヴトークが始まって・・・

みたいな感じです。

これ実は、

“物凄く上手くいく前の前兆みたいな現象”

なんです!

”これまで上手くいっていたのに、突然、上手くいかなくなる”

これって凄い大切な事なんです。

 

カラクリはとても簡単で、

 

・みんな気が付かないうちに慣れてしまって、欲張ってこれまでやっていなかった事をしようとしている

・今まで上手くいっていたコツの種類でまだ気が付いていないコツが出来なくなっている

・慣れていい加減になっている

 

だいたいどれかだと思います。

 

でも、この”上手くいかない状態”を知ることで、

丁寧な油断しない演奏

につながるものなんです。

しかも、この直前で再度悩んで考えるので、さらに演奏は良くなります。がちっと安定感も増しますよ。

なので、そんなスランプを作ったり、また解決させるには、

”本番を想定した練習”

を作り出して、本番だから出る問題点を出し切り、さらに解決していく練習を行います!

これとてもいい練習です。

なにしろ、本番で上手くいくような練習を行うので、本当の本番ではまず間違えにくくなります。

さて、本番と練習の違いってなんでしょうか?

・お客さんがいる

・泣いても笑ってもこれが最後の演奏

・集中している

・緊張感がある

・本番しか味わえない感動がある

 

こんな感じでしょうか?

これらを再現できるように練習を組み立てます。

例えば

・違うクラスの友達を呼んだり、先輩を読んだりする

・”絶対にこれで今日の最後の通し”宣言をしてから通す

・通す前、1分くらいは全員沈黙して、頭で歌ってから通す

・録音する

こんな感じにすると本番を想定した練習になると思いますよ。

それで、練習の最後には全員ハイタッチで解散!「イエーイ パン お疲れ様~~~」

って感じで明るく元気に解散がいいですよね。

やっぱり細かいパート練習で再確認

本番前だからこそ、各パートの役割や団結ってすごく大切です。

 

そのパートでしかわからない苦労や気を付けるべき難しい箇所など、いろいろありますよね。

なので、クラス合唱の練習時間が1時間あるならば、15分間は各パートでの確認練習の時間などと決めてもいいですよ。

パート内でしか感じることが出来ない小さな不安が消えて、大きな安心感になります。

 

気合い入れ

やっぱり、合唱コンクール前日には気合入れでしょう!

クラスの指揮者の人が、これまでの苦労や明日への意気込みやみんなへの感謝を言ってもいいですよね。

静かな気合い入れ、元気な気合い入れ。どちらでもいいです。

でもやっぱり全員が、「よし!」って覚悟や決意ができるような気合い入れになって欲しいですね。

 

体調管理はとても大切

だいたいの学校で合唱コンクールといえば、10月~11月でしょうか。遅い学校で2月とか・・・。

これって季節の変わり目だったり、もしかしたらインフルエンザが流行っている頃とか・・・。

 

合唱って集団で声を出すので、ウイルスがクラスにまん延しますよね。

でも、風邪とかって貰う方にも責任があります。

 

僕はどちらかといったら、元気な方が気をつけて風邪をもらわないようにすることが大切だと思っております。

 

風邪の予防方法として

・お茶の出がらしでもいいので、お茶うがいをする。→カテキン効果は凄いですよ。

・手洗いは大切

・マスクをする

・夜は早く寝る

・肩甲骨と肩甲骨の間を冷やさない→風門というツボを冷やさないように、ここにカイロを貼ります。

ダウンロード (1)

allaboutfamily.infoより出典

 

まとめ

どんなクラスも最後の最後にはきっと頑張るのが合唱コンクールだと思います。

そのクラス、そのクラスでの思い出があり、良さやクラスの仲間の新たな一面を感じることが出来たりと、そんなこともあると思います。

コンクールって吹奏楽でも合唱でもよくありますが、もちろん一等賞を狙って頑張るとは思いますが、結局その仲間たちがどれだけ良い時間を共に過ごせて、どれだけ大真面目に考えたり頑張ったりして充実できたかどうかが一番大切だと思います。

音楽ってスポーツや勉強とは違い点数化されないものです。聞く人によっては感じる事は違うだろうし。でも、やっぱり多くの人があの演奏がよかったなぁって、意見が一方向に向くことが多いことも事実です。

誰もが称賛してくれる演奏が一等賞であって欲しいけど、そうならない時もある。

たとえ2等賞でも、3等賞でも、自分たちの演奏は良かった!と誇れることは何より大切な時間を過ごしてきた表れだと思います。

間違っても、賞に入れなかったチームのことを悪く言ったりはしないように。それぞれのチームにはそれぞれのドラマがあり、大切な時間があったはずですよね。

合唱や吹奏楽って多くの方々が経験したことがある音楽ジャンルです。

合唱は特に楽器がなくても手軽に楽しめるアンサンブルですね。

 

気の合うメンバーと演奏する合唱はやっぱり楽しいし、新しいメンバーで、いろいろ気遣いしながら仲良くなって良い合唱を作り上げるのもまた楽しいです。

音楽は、心を落ち着かせたり、人と人の心を通わせてくれたり・・・

合唱って本当にいいですよ~~~。

ありがとうございました!


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