よし!授業終わった~。
さあ、部活だ~!
ってとっても楽しそうです。
僕は高校生の頃、部活がとても楽しくて一所懸命に練習していました。
今は学校の先生になり、やっぱり部活を教えていますが、僕自身がとても楽しい部活生活をしていたので、そんな楽しかった部活をやっぱり目指しております。
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目次
学校の部活って楽しい!?
そうなんです。
ちょっと
”?”
をつけてみた事には理由があるんです。
僕は高校時代が最高に楽しかったし、その経験がとても活きている!
って断言できるんです。
でも、そうじゃあない人も沢山いるのではないでしょうか?
それから、部活なんて必要ない!
って思われることも・・・
学校現場での部活のあれこれ
日本にはいろんな部活があります。
僕のやっている吹奏楽の世界だってもちろんいろいろです。
全国大会の常連の学校も、コンクールには出ないって学校も。
いっつも銅賞の学校も、
いっつも金賞だけど練習がとっても辛い学校も。
生徒がとっても仲良しな部活や
人間関係が本当に悪くて疑心暗鬼になっている部活も。
勝つために練習している部活も
練習の経過や人格形成を第一に考えている部活も
部員の顔がとっても明るくても作り笑顔な部活も・・・
どれが良いのか悪いのか、
コンクールで金賞が獲れれば良い部活なのか、
学校現場や生徒や親、みんなが部活の本質や様々な問題に対して悩むことってとても多いんです。
でも、一つ大切なことは
”卒業してもやっぱり続けたくなるか?”
これがとても大切なことだと僕は思います。
自主的な部活の運営
楽しい部活ってどんな部活でしょうか?
僕の高校時代の吹奏楽部の特徴といえば、
・顧問の先生はそんなに教えてくれなかった
・顧問の先生は歌の先生で吹奏楽についてはあまり知識がなかった
・楽器別のコーチはいなかった
・練習スケジュール、演奏会の曲目など部員がしっかり考えて部を運営していた
・部員が考えたことを顧問の先生はさせてくれた
・部員自らが部を運営している実感があった
・やりたいことができた
・部員は80名近く在籍していてみんな仲良しだった
・演奏会がとても盛り上がった
こう考えてみると、専門的な知識のある楽器別のコーチもいなかったし、顧問の先生も吹奏楽には詳しくなかった。
吹奏楽コンクールでも金賞をバンバン獲ったという思い出はないし、強豪校ではなかったんです。
でも、本当に楽しくてみんな活き活きしていました。
それは、やっぱり部の運営が
”やりたいことをさせてくれた”
ということに尽きるんです。
”自由”
”好き勝手”
ではなくて、部員たちが一生懸命に仲間のことを想って、スケジュールや練習プランなども考え、熱心に練習していたんです。
とても真面目に、
”やりたいことをやっていた”
という自主的な活動が出来る部活でした。
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卒業しても続けたくなる部活
スポーツも音楽も高校時代でもうやらない、大学や社会人になったら他のことをする。
そんな人もたくさんいると思います。
でも、スポーツも音楽などもどんな分野も、これでおしまい、これ以上のものはない!
ってそんな事は絶対にないですよね。
剣道などでも、お年寄りの方でメチャメチャ強かったり、体力に勝る技術やセンスって永遠に成長できるものだからです。
音楽とか楽器の演奏もやっぱりそうで、世界には80歳や90歳でも指揮者や演奏家として活動されている方々もおります。
なんで、そんなに一つのことを続けれられるのか?
”奥が深く発見があり楽しいから”
ですよね。
大人になってもそう思えるようになる活動の原点には
多くの場合、”部活での取り組み”
もっというと、
”部員への取り組ませ方”
がとっても大切なんです。
顧問の先生次第で、その後の部員はどうにでもなってしまうんです。
楽しい部活運営とは?
部活って日々何をしているかというと、目的に向かって活動しているんです。
でも、そんな目的を叶える為にはやっぱり努力が必要になります。
その努力を辛く努力するのか、楽しく努力するのか?
がとても大切です。
”楽しい!”
って思うときってどんな時でしょうか?
・上手くなったとき
・やりたいことが出来てるとき
上手くなった時には、やった~って嬉しいし、周りからも、”できたね~””凄いね~”って褒めらたりしてやっぱり
”楽しい”
ですよね。
それから、部員自らの意思で、やりたいことが出来てる時もやっぱり楽しいです。
僕が高校生の頃の部活では、高3が引退をして高2の途中から最高学年になるんです。
偉大な高3の先輩は、部活の為に本気で考え、練習日程も方法も、全てを考え僕達後輩を導いてくれました。
そんな偉大な先輩から部活を引き継ぎ、やっぱり僕達も真剣に本気で部活の運営をするようになるんです。
やっぱり僕達も後輩から尊敬されるようになり、ついてきてくれました。
本気で部活を思い、本気で考えた方法が実現できることって、やっぱり楽しいですよね。
部活の顧問の先生の役割
いろんな顧問の先生がいますが、僕が一番大切に考えていることは
”余計なことはしない事”
”邪魔しない事”
です。
部員を上手くしたい!
その気持はわかります。
じゃあ、上手くするにはどうすればよいのか?
答えはとても簡単で
”部員が上手くなりたいと思う事”
に尽きます。
あ~しろ!
こ~しろ!
顧問が権力を持ちすぎて命令する。
部員は怖くて服従する。
レギュラーから外されるのが嫌で練習する。
本当に部員は辛いです。
でも、部員が自分から上手くなりたいと思っていれば、どんどん練習します。
しかも楽しんで。
そうするには、部員に目的を考えさせて、その方法までも考えさせる。
彼らが自信も持って考えだしたプランは、どんどん実行させてあげる。
とっても前向きに頑張りますよ。
もちろん、時には間違いを犯したり、人として良くない発言があったり・・・
そんな時には大人が教えてあげないといけないです。
でもそんな真剣な姿を見る後輩達は先輩達を尊敬します。
チームが本当に仲良くなりまとまっていきます。
”余計なことはしない”
”邪魔しない”
そのかわり
”部員が考えたことは実行させてあげる”
”部員を信じる”
僕が高校時代に顧問の先生から教えて頂いたことでした。
僕がやっている事
僕の学校の吹奏楽部の卒業生は音楽を続ける部員が多いです。
とっても嬉しいです。
そんな部活で僕は何をしているのか?
部員が練習日程を考えて、僕にレッスンや合奏を見て下さい!って日を決めます。
もちろん、ちゃんと教えてもらいたいって気持ちになるほど、彼らは努力します。
そんな合奏やレッスンの時に、僕は
”上手くなったかな?”
って観察するんです。
上手くなっていれば、部活は順調。
もし上手くなっていなければ、どこかに問題がある。
どこで、彼らが考えた練習計画になにか原因があるのか?
人間関係が良くないのか?
先輩達の後輩への指示が曖昧なのか?
そもそも課題が難し過ぎたのか?
上手くなりたくない理由があるのか?
悩みを抱えている部員はいないか?
寂しく感じている部員はいないか?
いろんな事を考えながら、彼らを観察して問題を探します。
でも、だいたいそのまま、合奏中にみんなに聞きます。
”あんまり上手になっていないけど、なんかあったの?”
幹部やリーダーに、どんなことがあったのかよくよく聞きます。
そんな中から彼らからの提案があります。
その理由を聞き、具体的であれば、自信を持って実行させます。
ある日は、”部員みんなで公園に行って弁当食べて遊びに行きたいです!”
って提案についても、
”それやろう!それいいね!”
って僕はすぐに実行させました。
部員が真剣に部活を想って考えた改善策はどんどん実行させてあげます。
それこそが、”楽しさ”です。
そんな真剣に考えて創造する力こそが、個人的な探究心にも繋がり、さらに個人的に上手くなっていきます。
考えることって大切ですよね。
顧問の先生があれこれやり過ぎるたりすると、部員が考えなくなるんですよね。
言うこと聞いていれば褒められる・・・
これ最悪ですね。
ではなくて、自分の意思で良い提案をしてきて、しっかり実行出来たら褒められた。
こっちの方が良いですよね。
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>まとめ
いくら部活の顧問の先生が個人的に凄い実績を持っていても、楽しい部活になるとは限らないです。
楽しい部活とは、卒業した後もやっぱり続けたくなるような部活です。
それって、自主的にどんどん考えて奥深さを探求できた人しかわからない楽しさなんです。
いろんな部活があるけど、皆さんは楽しいですか?
やっぱり、みんなが真剣に考えている部活って楽しいです。
主役は部員。
顧問は脇役。
でも、その顧問が実は一番考えているかも、ですね。
ありがとうございました。
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