教育実習の一日ってどんな流れ?出勤から退勤まではコレ!

教育実習生の一日ってどんな流れ?

これって、これから実習をされる方々にとって気になる事ですよね?

もしかしたら、先輩など経験者から聞いている方もいらっしゃるかもしれませんが・・・

 

でもきっと聞きたい知りたい!

 

な~んて思ったのでちょっとご紹介をしますね!

僕は学校で音楽教師や担任をしておりますので、教育実習生はいつも音楽なんです。

だから設定としては、

・クラスは高校1年生

・授業は高校1年生の音楽

 

こんな設定でご紹介をしますね。


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目次

学校の一日の時間割

僕の学校の場合になりますが、どこも大体こんな感じです。

8:25 SHR(ショートホームルーム 点呼)

8:35~9:25   1時間目

9:25~9:35   休み時間

9:35~10:25  2時間目

10:25~10:35 休み時間

10:35~11:25 3時間目

11:25~11:35 休み時間

11:35~12:25 4時間目

12:25~13:25 昼休み

13:25~14:15 5時間目

14:15~14:25 休み時間

14:35~15:15 6時間目

15:15~終礼 放課後

部活など

19:00 生徒は完全下校

なので、先生の勤務時間は

一応は8:00~16:00

なのですが、実際は部活があったり、会議があったりで

7:30頃~19:30頃っていうのが大体の勤務時間になります。

もちろん、8:00ギリギリに出勤して、16:00ピッタリに帰ることも可能ですが、やはり皆さんのご迷惑にならないように周囲の先生方が困らないように仕事をして、帰ることはモラルのような感じです。

やっぱり、自分の仕事が終わらないと次の方が帰れない!って状況でぱ~っと帰ったりすればご迷惑になってしまいますよね。

 

一般的にはこんな時間の流れで先生たちは勤務しています。

 

ちなみに、一番慌ただしい時間帯は

”勤務時間からホームルーム時間の直前”

の8:00~8:25分までの間など、保護者からの欠席、遅刻連絡や学年の打ち合わせなどがあるこの時間帯が一番慌ただしいですね!

 

なので、やっぱり余裕をもっての出勤が良いです。

教育実習生の出勤から退勤の時間は?

もちろん、教育実習生も勤務時間は常勤の先生方と同じ勤務時間になるので、

僕の学校の場合は

8:00~16:00

になります。

 

でも、実際は・・・

実習生がギリギリに来るのはちょっと不謹慎かな~。

というか、クラスも担当するので、本当にこんな感じ・・・👇

 

7:30頃には出勤して⇒自分のクラス教室の見回り(生徒とのコミュニケーション)⇒自分の授業準備など

8:00 クラスの担任の先生との打ち合わせ

8:20 クラス教室に入って、

8:25 生徒の点呼や連絡

授業時間中は、授業見学をしたり、授業準備をしたり、自分自身の授業を行ったり・・・

お昼休みは、クラスの生徒と一緒にお弁当を食べる実習生もおりますね。

 

そんな朝から夕方までを過ごして、あっという間に放課後!

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放課後は部活に参加して・・

部活の終礼にも参加して・・

部活の生徒がみんな帰ったことを確認して・・

部活の先生や教科の先生などに、質問や打ち合わせなどがあって。

 

で結局帰れるのは???

 

19:30~20:30頃とか!!!

 

こんな感じでしょうか。

 

これ本当によくある流れです。

教育実習生のお昼休みや放課後

この教育実習期間は3週間あります。(僕の頃は2週間でした)

実習生は1週目は授業の見学をして、自分自身が受け持つクラスの雰囲気を知ったり慣れたり。

そんな時間を過ごして、2週目からは全ての授業を担当する!っていうパターンが一般的。

 

でも、僕の場合は1日目は見学で2日目から授業でした。

 

でもやっぱり学校に慣れてくる2週間目くらいには、お昼休みとか放課後って

「○○先生~」

って生徒が実習生の先生といろいろな話をしたくてやってきます。

なので、結局お昼休みも、放課後も、常に生徒がいる!

 

だから授業の空き時間を上手に使って、ホッと一息つく時間を作ったり、

授業準備をしたり、実習日誌を書いたり、

 

なので

 

休み時間=生徒とのコミュニケーション

授業の空き時間=先生の自由時間=授業見学や授業準備の時間

 

な感じになります。

 

休み時間の

“生徒とのコミュニケーションの時間“

って本当に大切だし、生徒にとっても実は多くの学びがある時間なんですよね。

 

だって、年の近い社会人としても、大学生としてもいろんな質問が出来ますもんね!

ふだん学校の先生には言えないような悩みを言ってくれたり・・・

 

とっても楽しいですが、一つ大切な約束事があります。

 

”生徒の何か大切な悩みや情報があった時は、必ず指導教員と情報共有すること”

 

これってとっても大切な事なんです。

 

 

生徒っていろんな境遇や家庭環境など、いじめの問題などなど、目には見えない事を抱えている場合もあるんです。

 

そんな時に、実習生ではどうにもこうにも解決できない悩みや、友人関係のことなど、話があった場合、どんな問題に発展するかわかりません。

 

生徒とのやり取りの中で

”これは!な~んか危ない匂いがする”

 

 

といった場合、どんな些細な事でも、指導教員には正直に話すようにしなければなりません。

 

それほど、生徒からのSOSのサインとかって、やっぱり話しやすい人に送りますよね。

だから若くて話しやすい教育実習の先生にSOSのサインを生徒が送ることもあることなんです。
教育実習担当の先生へは情報共有、情報交換を絶対にして下さいね。

 

教育実習生の退勤

退勤の前に、さっとクラス教室の机やイスなどを整えたり、例えば音楽担当であれば、音楽室の机やイスを整えたり・・・

そんな行動も、翌日の授業やクラスを頑張ろう!っていう気持ちの表れですね。

 

僕自身も、今でもクラスや音楽室をサッと確認したり、時にはもう一回清掃する事もあります。

 

 

その他、翌日の朝一の授業の確認やリハーサルをもう一回やってみたり・・・

 

僕も先生になりたての頃は、授業が難しくて、反省ばかりで・・・

何度も、一人遅くまで音楽室に残り授業のリハーサルやピアノの練習などやっておりました。

心配性なので、21:00になっても、もう一回、22:00になっても、もう一回

って感じで、遅くまでそんな練習をした事もありました(泣)。

 

やっぱり、実習ではなくて、本当に先生になって授業やクラスを任されると、緊張感が違います。

でもやっぱり教育実習生だからこそ、そんな緊張感を持って準備をすると、退勤が遅くなってしまうこともあると思います。

 

でも、最初はとにかく長~い一日だし、キツ~イって感じると思います。

教員って、朝は早いし夜は遅いし・・・

 

そんな退勤時間を体験するのも、実習ならではですね。

 

でも、身体を壊しちゃダメですよ。

 

僕が実習生の頃は自転車で家まで10分の距離の学校だったので、あまりにもキツイ日は16:00に一回帰宅して、20~30分ほど寝て、16:50には学校で元気バリバリ部活指導する。(実習生の控室があれば、こっそり仮眠もありかな)

 

みたいな日もありました。

というのも、僕は実習2日目から直ぐに授業を全部担当して部活指導もガンガンやっていました。

 

楽しいけど、とにかく夕方には疲れて眠くなっちゃうんです。

 

”あ~、こんな眠くては気合入れて部活で元気に指導できない~”

 

なので、ちょっと仮眠をしたことも実習中に2回くらいありましたね。(笑)

 

 

おっとそうだ!

退勤する際には、実習日誌を必ず指導教員に提出して帰りましょうね!。


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まとめ

教育実習生の一日って、実際の教員の一日よりキツイと思います。

だって学校の常勤の先生ってベテランなので、仕事をテキパキこなせて、授業準備も経験の蓄えがあるので、サッと準備出来るんです。

 

しかも、冷静に生徒のことも見ることもできるので、これだ!っていうアドバイスも生徒に出来るんだと思います。

教育実習生はこの実習では初めての事だらけなので、やっぱり体力、精神ともにキツイと思います。

 

でもそんな新しい生活や環境を

”楽しい!”

って感じることも出来ると思いますよ。

 

生徒と話している時は、本当に新しい発見の連続だし、笑顔や元気をたくさん生徒から貰えます。

 

”ありがとう”ございます!”の言葉

とか

”明るく元気な良い表情”

 

は、本当に嬉しいですしね。

 

疲れも吹き飛んで、

ビール美味い ぷは==”

 

って気持ちになりますよ~~。

 

ありがとうございました。

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教育実習の際の必要情報総まとめ!現役教員による徹底Q&A

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