クラシック音楽の映画って皆さんなかなか見ないかもしれませんが、とってもおすすめな面白い映画があります。
僕がお勧めするのは、
”アマデウス”
です。
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目次
映画アマデウスの素晴らしさ
アマデウスといえば、天才作曲家と言われ続けて、約220年の
モーツァルトのことです。
本名をヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトといいます。
この映画、
その当時のウィーンの宮廷作曲家のサリエリさんが、精神病院に入院しているシーンから始まります。
「モーツァルトを殺したのは私だ・・・」
そんなセリフから映画は始まるのですが・・・
なぜ、この映画をおすすめするかというと
①モーツァルトの再現がすごい!
②時代の再現がすごい!
③挿入曲のすべてがモーツァルト作曲の名曲ばかり
モーツァルトの再現がすごい
モーツァルトって5歳で作曲をしたとか、一度聞いた曲はすぐにピアノで弾けたとか、マリーアントワネットの前で目隠しでピアノを弾いた、などなどの伝説話もすごいのですが、実は下ネタ大好きですごく下品だったり、遊び方も凄すぎてお金も全然貯まらなかったり、といった話もたくさん残っております。
そんなモーツァルトはサヴァン症であったという説もあり、記憶力や音楽の才能があるけども、コミュニケーション能力が低かったりなどなど・・・
でも実際に音楽を勉強していくと、モーツァルトの明るくユーモアに富んだ性格がそのまま曲になっているようなフレーズが多かったり、
時には自筆の楽譜が赤や青などインクの色まで変えてあったり、友達だった楽器奏者へのメッセージが面白おかしく書いてあったりしているんですよ。
だから、実際にモーツァルトの曲をたくさん演奏たりすると、そんないろんな伝説話が本当だったような気がしてきます。
そんな、音楽や言い伝えからのモーツァルト像がこの映画では見事に再現されているんです!
youtubeより出典
映画での時代の再現がすごい
モーツァルトが生きた時代というのは、王様や大司教が権力を持っていた時代です。
だから、華やかでもあるけど、その時代の音楽家たちがどうやって仕事を得て食べていっていたのか?
youtubeより出典
モーツァルト自身も仕事を得るために、宮廷に出入りしていますが、皇帝から認めてもらえない曲だった為に苦労したり、
街の人々が出入りする劇場のためのオペラを書いたり、いろんな作曲の仕事をしながら、生きていました。
だから、宮廷の華やかさと庶民の生活の臭い、また当時の”暗さ”までもが再現されております。
映画を通して、その時代の泥臭さや楽しさ、モーツァルトの楽しさの裏返しである、寂しさまでもが描かれているような
時代背景の再現も本当に凄いです。
youtubeより出典
アマデウスの挿入曲がすごい
当たり前かもしれないのですが、映画に使われている曲がすべて、モーツァルトの曲ばかりです。
しかも、抜群にその演奏も上手いです。
モーツァルトへの嫉妬心の塊である、宮廷作曲家のサリエリさんの思い出話がこの映画のストーリーなのですが、
実は誰よりもモーツァルトの曲を理解して愛していたのもサリエリさんなのです。
youtubeより出典
彼の曲の解説はとても理解が深く、その説明を聞きながら演奏を聴くシーンでは、改めてモーツァルトの楽曲の美しさを確認できます。
どの挿入曲も有名な曲ばかり。そんな曲がどのようにして出来ていったのか・・・、そんなことまでもが解るような映画になっております。
まとめ
この現代でも誰もが知っている名曲をたくさん作ったモーツァルトですが、
彼の性格や素敵な音楽が出来た背景、悩み、苦しみ、などがとっても忠実に再現されている事が、この映画の魅力だと思います。
映画が作られてもう約30年も経っているのに、やっぱり素晴らしい映画であり続ける理由は、謎に包まれたモーツァルトの楽しくも不思議なキャラクターをとっても解りやすく描いている監督さんや、俳優さんの トム・ハルスさんの演技力だと思います。
僕はこの映画を知ったのはもう20年ほど前になりますが、とっても面白くて、勉強にもなり、すぐにDVDを買ってしまいました。
学校の音楽の授業でも生徒に見せてあげました。
みんな楽しんで見ていました。
やっぱり、あの軽薄はモーツァルトの笑い声を聞いてしまうと、
ん?
って誰もが思いますよね。
底抜けに楽しいことが大好きなモーツァルトが書いた名曲たちです。
ちなみにこちらの曲も素晴らしいですよ縲怐B
モーツァルトのホルン協奏曲
楽しさや明るさが人間にとってとても大切であることを心底知っているモーツァルト。
だから辛さや悩ましいこと、人間の裏も表もすべて知っているからこそ作れる、彼の愛情なような”楽しさ”がどこか”寂しく”も感じてしまうのが、220年もの間に人々から愛され続けてきた理由だと思います。
皆さんも、「アマデウス」是非見てみてくださいね。
おすすめです。
ありがとうございました。
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