教育実習の期間にはもちろん実際に授業を行いますよね。
それで、そんな実際の授業を行う為にいろんな準備をします。
そこで!
そんな教育実習生の授業準備について聞きたい人~~?
・・・
はい。
ではそんな授業準備についてお伝えします。
スポンサーリンク
目次
授業準備はなぜ必要?
そもそも授業って何かというと、まずは先生から
「これどう?凄くない??!!」
っていう超~~強力な動機づけがあって、
生徒が
「は?この先生何言ってんだ~」
って思いながらも
「お~~、ホントだ。すげ~~!」
「すご~~~い、きゃ~~~」
ってなって、先生が
「実はこれがこうで、あれが、こうで・・・」
生徒は
「あ~なるほど!!」
「で、次は?次は?」
先生が
「まあ、待て落ち着け」
こんな感情の揺れ動きがあるのが良い授業の本質なんですよね。
これが俗に言う
”興味感心を惹く魅力的な授業”
ってやつですね。
こうなると、やっている先生も受けている生徒も、楽しくなっていって、
生徒がとっても能動的に解ろうと活動するようになるんです。
なので、こうなるには・・・
まずは先生が、
”凄く面白いコレを伝えたい!!!”
っていう、とても面白く感じるまで、先生自身の準備が必要なんです。
1時間の授業には必ず一つの
”テーマ”
が必要ですね。
教科書に書いてある単元って、そのまま授業にしても、見事に
”つまんない”
です。
きっとその感覚って、先生も生徒も同じ。
だからそんなつまんない事をお互いにやるのではなくて、
まずは、先生が
”凄く面白いコレを伝えたい!!!”
っていうところまで、昇華させる必要があります!
これが出来ると、次は、この凄いテーマをどうやって伝えようか?
ってことに悩むはずなんです。
”伝える”
これもプレゼンするテクニックが必要になりますね。
そんなテクニックを磨くには、やはり
”授業見学”
が一番の近道なんです!!
積極的に授業見学に行こう
さあ、授業見学に行きたくなったところで
以下のような点を是非見学してみてくださいね!
- 生徒の顔が活き活きしていたり、真剣だったり、良い顔をしているか?
- 先生と生徒にテーマについての会話があるか?
- クラス全員が一つのテーマについて取り組めているか?
- 生徒から想定外な発言や良くない行動があった場合の先生の対応?
- 授業はポンポン、テンポ良く流れているか?
- 授業が終わった後の顔はどうか?
- 板書は見やすいか?
- 声の大きさは聞き取りやすいか?
- 1時間の授業の時間配分はどうか?
どれも大切なことばかりなのですが、要は、
日常的に生徒の惹きつけ方が上手い先生の授業は、生徒が活き活きしています。
なんで、そんな授業が出来るのか?
これは日々の研究、そのものなんですね。
そんなテクニックを授業見学でガッチリ盗むことが出来ると、授業が上手になっていきます。
僕も数多くの授業を見学させてもらいましたよ。
もちろん、実習生の時も。
学校にはいろんな教科のいろんな先生がおります。
みんなタイプややり方は違うと思いますが、その中で授業がめちゃめちゃ上手な先生って必ずおります。
自分が生徒だった頃、
”ん~イマイチ”
って感じていた先生も、実習生として改めて見学すると、その先生の素晴らしさを再発見できるかもしれません。
いろんなタイプの先生の授業を見学させてもらうのは超オススメです!
あっ、もちろん見学される時には、事前に先生に丁寧にお願いをして、チャイム前には教室でお待ちすることが大切です。
登場から挨拶からいろんなテクニックがありますから、余すところなく見学されるといいですね。
パワーポイント?板書?
最近の学校って、ホワイトボードだったりする場合もあって、パソコンの
”パワーポイント”
を使って授業される先生もおります。
もちろん、チョークやマーカーで自分の文字で板書される先生もおります。
そんな両方のやり方もいろいろ試してみるのも良いですね。
教科書のページをプロジェクターで映し出し、解説するのも時間短縮になりますね。
パワーポイントを使うと、動画を流すことも簡単にできます。
授業の流れの中で、スムーズに説明して
流れるように動画を流して・・・
そんなパワーポイント作成の技術がある方は、それが授業の特徴として活かされる事も考えられます。
○○先生の授業って
○○な感じ
って特徴は大切な惹きつけにもつながることもありますから。
要は、”伝える”ってことに繋がるのであれば、どんなやり方でも大丈夫!
是非研究してみてください。
リハーサルの注意点
さて、いろんな準備が整ったところで、授業台本が必要になりますね。
僕の場合は、セリフまで書いた台本を授業に持っていってました。
恥ずかしいのですが、当時は必死だったので。
そんな、台本を作って、誰もいない教室でリハーサルをやってみましょう!
まずは、とにかくやってみる。
そうすると・・・
全然できないんです!
途中で止まっちゃうし、訳わかんない話をしちゃうし。
実際の授業のイメージトレーニングになります!
是非、携帯でも大丈夫なのでビデオ撮影をして、自分で見てみると良いですよ~。
そんな後に、指導案を作ると、とっても良い現実的な指導案が出来上がります。
まとめ
授業準備の段取りとして
- 何を伝えるのか? (面白~いテーマ作り!)
- 台本作り
- リハーサル
- 指導案作成
- リハーサル
で、授業本番
という流れが良いです。
きっと、生徒からも
”先生の授業ってなんか楽しい~~”
って感じてもらえますよ。
だって、先生自身が
”凄く面白いコレを伝えたい!!!”
って強力な発信力を持って授業を作るからですよね。
是非、チャレンジしてみて下さい!
応援しております。
ありがとうございました。
教育実習の際の必要情報総まとめ!現役教員による徹底Q&A
関連記事
・【実話】いじめ対策で学校や教師が行った実際の解決方法がコレ!
・【例文】教育実習のお礼状や封筒の書き方!学校教員のアドバイス!
・教育実習の自己紹介や挨拶!全校生徒の前やそれ以外でのコツは?
おすすめ関連記事(一部広告も含みます。)
コメント