人と話している時に、話を合わす為に、知ったような相槌を打って、それっぽい顔をして
話を合わせたり、浅い知識しかないのに・・・・。
僕もしちゃうとき、あります!
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目次
知ったかぶりしちゃいますよね?
でも、やっぱり人はよく”知ったかぶり”をします。
友達や知り合いと話をしていて、誇らしげに話している友達の話についていき・・・
自分が自信を持って話せる話題に少し揺れたときに・・・
自分の知識をひけらかすように話をしたり、ダメ出ししたり!
見栄を張る為に、もしくはコミュニケーションを円滑にしようとする為に・・・
あまり知らないことも、知っているように話を合わせたような相槌をうったり。
僕もこんな経験たくさんあります。
でもこれって、考え方を変えると
せっかく相手の知識を得ることが出来るチャンスを失うだけではなく、
人間関係までも意地の張り合いになって、お互いに温もりをなくしてしまいます。
みんな喜ぶ聞き上手?
僕の場合、
生徒でも同僚でも、僕に音楽のちょっとした知識を話してきます。
もちろん僕は専門家なので大体の事を知っています。
でも、そんな僕に一生懸命に話してくれるときに、僕が
「あっ、それ知ってるよ!○○って事だよね。それで○○になって○○になるんだよね。ところでこんなことも知ってる?」
とか僕が話してしまっては、相手は何にも楽しくないです。
でも逆に、知っている知識でも、
へ~そうなんだ~。
ふむ、ふむ それで?
へ~。勉強になっちゃった!
凄いね、それって!
とか知らない風に、相手の話をどんどん聞いてあげると、相手がどんどん笑顔になって気分がよくなります。
そんなときに、自分も知らない本当のお宝情報を得ることが出来たりもします。
なにより、相手がとても気分よく話をしてくれているので、雰囲気が良くなり、相手とは知識や意地の張り合いではなくて、
素直に僕の話も聞いてくれます。良い友達や知り合いになれたりしますね。
これ実は相手が先生だったりするときに、知ったかぶりをすると、先生との雰囲気が悪くなり、大切な教えを得ることが本当に出来なくなります。
知らないだろうから親切に教えてくれようとしている先生に対して、「それってこういうことでしょ!」など浅い知識を意地を張って、見栄を張って示してしまうと、先生は気分を悪くして、もう教えてくれないです。
反対に僕は生徒にも僕自身が知らない事を
「教えて!、教えて!」
って生徒に言い教えてもらいます。
最近あったことでは、英語が得意なクラスに対して英語の曲を教えている時です。
やっぱり英語は断然生徒の方が話せます。
だってそのクラスのほとんどが帰国子女なので当然です。
でも、そんな生徒ばかりではなくて、そのクラスの中にもそれほど英語が得意ではない子もいます。
だから、僕は、英語の曲を歌う時に、こんな感じで・・・
僕「ごめーん! ちょっとみんなでゆっくりとこの歌詞を言ってみてくれる?せーの!」
生徒「ペラペラ、ペラペラペラペラ」
僕「いやいやちょっと、みんな早くて僕、全然、ついていけないよ。僕の為にもっとゆっくり言ってくれない?」
生徒「ペラ・・、ペラ・・、ペラ・・」
僕「あ~、やっと僕も言えてきた!」
こんな感じで僕のペースで教えてもらうと、本当に生徒は丁寧に丁寧に、英語をゆっくり楽しそうに話してくれます。
ついでに、英語が苦手な生徒も、十分理解出来たり、歌詞を言えたりしていました。
ここで解った大切なことは3つ。
- 出来ないことを打ち明けた事が喜ばれた
- 僕自身も”出来ない”って言えて気分が楽になった
- 丁寧に気分よく沢山教えてくれた
僕はこの授業で、僕自身も楽になり、英語が得意な生徒も出来ない人の気持ちを大切にしてくれて、出来ない辛さも理解してくれた。しかも実は英語が苦手な生徒の心も救えた。
自分が出来ないことを伝えたこと。知ったかぶらないで、逆に明るく元気に、「教えて、教えて」って伝えたことで、ここにいた全員が幸せな気持ちになりました。
どんな人と話をするときも、知ったかぶりをするよりも、相手の話をしっかりと聞いてどんどん話を引き出すように丁寧に聞くことが大切です。
親と子の会話でも同じですね
実はこれ、親子の関係でもきっちりと当てはまると思います。
僕もよくあるのですが、仕事から家に帰宅すると、子供は僕に弾丸トークで知っていることや学校での出来事などを沢山話してくれます。
とっても可愛いです。
その中で、学校で習った算数のことなど、これ知ってる?って言ってくれた時に、「教えて教えて」って僕が言うと、本当に自信満々で教えてくれます。
「へ~すごいね~」って言うと、とっても良い笑顔になります。
もし、逆に
「そんなこといいから、さっさとお風呂入りなさい!」
とか言っちゃうと子供の存在感がなくなってしまいますよね。
せっかく子供が気が付いた大切なこと、大切に聞いてあげて、
「へ~お父さん勉強になっちゃった!ありがとう!」
「また先生から習ったこと教えてね。」
って言ってあげると、きっと喜んで勉強しますよ。
まとめ
・知らない事は恥ずかしくない。逆に素直に聞くと人が喜ぶ →お互い気分が良い→知識をさらに教えて貰える
変な意地やプライドがあると、知識の鎧で身を固めなくては人と会話出来なくなってしまいます。
“いつも人より上に上に”
って焦っていては、周りの人々も疲れてしまいます。
それより心穏やかに、嘘はつかないように、自然体でいると
本当に気分が楽になります。
知らないから「知らない」って言う。
知らないことは悪くないです。
でも知っているフリはとても辛いです。
良い人間関係は意地を張らない”お気楽な関係”からですね。
ありがとうございました。
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コメント
とってもいいおはなし、ありがとうございました。
しったかぶりってほんとにコミュニケーションを壊しちゃうものなんですね。
自分のあり方を反省!! どんな人の前でも謙虚でありたいですね。
ミッコさんコメントありがとうございます!
また、記事を読んで頂き本当に嬉しいです!脂
僕も日々反省をしながらなのですが、知ったかぶりをしない事で、いろんな良い事も増えますよね。
コミュニケーションって難しいですが、解らない事を聞いちゃう事で、実は話が弾んだり、安心感を与える事に繋がったり、などなど。・
やっぱり楽しい毎日を送りたいですね。