20世紀の物理学者で有名なアインシュタインがこんな格言を残していますね。
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The more I learn, the more I realize I don’t know.
The more I realize I don’t know, the more I want to learn.
学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるか思い知らされる。
自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる。
出典 ウィキペディア
これ、そうだなーって感心してしまう言葉です。
僕も中学生の頃に尊敬する数学の〇〇先生がおりました。彼は僕の父親の親友なのですが、
僕が数学で解らない事があった時、父親にいつものように質問しました。
「どこが解らないのか解らないって質問しても〇〇先生なら解らせてくれる。彼にそう聞いてきてごらん」
そう教えてくれて、早速聞いてきました。
「先生、何がわからないのかも解ってないです。」
先生は
「良い質問だ」
と言ってくれて、一つ一つ遡りながら丁寧に一緒に確認してくれました。
先生「これは解るか?」
僕「解ります」
先生「これは?」
僕「なんとなく」
先生「じゃあ、説明してごらん」
やはり説明出来なくて、自分自身が解ってない事と解っている事の分岐点を見つける事が出来ました。
いつも、僕は解らなくなる時には、先生が言ってくれる言葉は理解出来ても、そもそも何が目的で、何故必要なのか、根本的な方向性や目的が見えない時に、よく解らなくなりました。
“腑に落ちない事は、頭で理解出来ても納得出来ない。”
そんな根本から理解出来た時にはとても楽しく学べた事がよくありました。
音楽の道に進んだ僕ですが、音楽を探求する事や楽器を練習する事も全く同じだと思います。
田舎はそこそこ演奏できた高校生の僕は、師匠の弟子になっても最初はその演奏に驚きもしなかったです。
でも一生懸命に練習をして少しずつ知ると、師匠の凄さがやっと解ります。
精神的にも技術的にもレベルが違いすぎて全く解っていなかったんです。
師匠の凄さを理解出来て、始めて尊敬し、世界の見え方が変わりました。
師匠のように上手くなりたくて、出来るようになりたくて、一つ一つ練習をしました。
一つ一つが出来るようになる事が楽しくて、また師匠から褒めて貰える事が更に自信になり、手堅く技術を習得していきました。
“The more I learn, the more I realize I don’t know. The more I realize I don’t know, the more I want to learn.”
“ツꀀ学べば学ぶほど、自分がどれだけ無知であるか思い知らされる。自分の無知に気づけば気づくほど、より一層学びたくなる。”
無知である事に気が付いた時に、やっと基礎の大切さに気が付く。基礎を持つ事こそが新しい世界を開拓できる。
僕はそう思います。
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