いや~~、美しく撮影できましたよ~~!
あれこれ試してみましたが、これ特殊な道具を使わないで望遠鏡とiPhoneのみの撮影なんです!!
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↓
ということなんです!
普通はこういう時、望遠鏡とiPhoneを接続するアダプターを使うことが多いようです。しかし今回はアダプターを使わない方法です。
しかも撮影したのは我が家の8歳の子ども!!お兄ちゃんがんばりました。
いや、頑張るよりも楽しんでいましたね。
我が家の子どもは、クリスマスにサンタさんからもらった望遠鏡が大のお気に入りです。そしてその望遠鏡とiPhoneで、庭から見えるお月様を撮影するのも大好きです。特にスーパームーンで月が大きかったこの日はしっかり撮れました!
ではでは、早速、家の8歳のお兄ちゃんでも出来た、月の撮影の方法をお知らせします!!
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目次
望遠鏡とiPhoneのみの月の撮影方法
少しコツが必要な部分もありますが、まずは撮影の全体の流れをお知らせしますね。
- 月を探す。
- 望遠鏡のレンズはなるべく月がすっぽりとレンズの中に入るくらいの倍率を選ぶ。
- iPhoneカメラを一番小さい倍率にしてフラッシュは使わない。
- iPhoneカメラの光量は一番暗くする。
- 望遠鏡のレンズにiPhoneが接近しすぎないように、指一本分くらい適度に望遠鏡とiPhoneを離してセットする。
- スマホ画面に月が明るく明るく映る状態になるまで我慢しながら待つ。
- 月がしっかりと映りピカーっと光ってる状態になると、iPhoneカメラのピントが自動的に合っていく。
- 月のクレーターまでクッキリ映った時を確認した時に・・・
- シャッターをそっと押す!!
月の撮影のコツ
ざっくりとした流れは上のように行うのですが、実際にやってみると幾つかコツのような事が必要になります。コレ実際に2時間くらい子どもや妻と一緒に試行錯誤してみましたので、それが解るまではなかなかできませんでした。
というのも、せっかく月をとらえた~!!!
と思っても月が真っ白にピカ~~っと光りすぎていて写真ではピンボケ状態になったり、欲張って月を大きく撮影しようとして大きな倍率のレンズに変えてもなかなか美しく、クッキリと撮影できなかったり・・・
というか、月が少しずつ動いてしまったり雲に隠れてしまってチャンスを逃したりなどなど。
実際には苦労が絶えない撮影になりました。
しかし!!
コツを使って撮影できたときの感動は・・・
きっとこれくらいの喜びや驚きがありますよ!
では、一つずつお知らせしますね~。
望遠鏡のレンズの倍率
まずは望遠鏡のレンズなのですが、我が家の望遠鏡はコチラのMIZARの天体望遠鏡になります↓お手頃なお値段でも初めての天体観測には十分楽しむことができております!!
【MIZAR-TEC】ミザールテック 天体望遠鏡 屈折式 口径60mm 焦点距離600mm TL-606 /1点入り(代引き不可)
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この望遠鏡には倍率が大(150倍)、中(48倍)、小(30倍)の3種類のレンズがあるのですが、その中の一番小さな(月が小さく見える)レンズを選びました。
iPhoneでの撮影の時にいろいろな倍率を試してみたのですが、レンズにすっきりと月が入るくらいが一番クレーターも見る事ができましたよ!
それと、倍率が大きいと月を探すのも大変で、月なのか、なんなのかわからないくらい拡大されるのでまず子どもには撮影が無理でした。
なので、
月がレンズにすっぽり、すっきりと入るくらいの小さめ倍率のレンズを選ぶこと
をおすすめします。
iPhoneカメラの調整(露出)
次にiPhoneカメラについてお知らせしますね。
これも様々と試してみたのですが、簡単に申し上げますと・・・
月が見つかって普通にiPhoneカメラのシャッターを押しても
ピカ~っと光りすぎてただの明るい〇が映っているだけになってしまって、せっかくの月のクレーターも映らないんです↓
なので、光を押さえるようにちょっとした操作が必要になるんですね。
iPhone操作の手順
では、iPhoneカメラの手順についてお知らせしますね!
①まずはカメラのボタンを押して起動させます。でこのような画面になりますと、左上の赤枠のように雷マークがあります。それを押してます。
②すると自動、オン、オフの切り替えが上に出ますので、オフを押します。
これでフラッシュはオフになりました。
③次に画面をタッチすると太陽のマークが出てきます。そのマークを一番下に移動させると・・・
このように画面が暗くなります。
これで、クッキリとクレーターまで映る準備が整いました!!
カメラのシャッターを押すタイミング
さて、ここが一番難しいところです。
というのも、望遠鏡ってちょっと動いてしまうとお月様がどこにいるのか解らなくなるくらい、わずかな動きでもハズレてしまいます。
で、やっと目標の月がレンズにすっぽり入ったとしても、月そのものが少しずつ動いたり雲にかかってしまったりもします。
なので、捉えた!!と思ったら、iPhoneを指一本分くらい接眼レンズから離して、月自体がピカ~っと光るように映るのを待ちます。
その直後に、自然とピントがパチッと合うんです。
その一瞬を狙って・・・
カシャ!!!
で撮影できたのが↓
ん~、ちょっと外れてしまいましたね!
で、もう一回チャンス到来。今度はどうか??
カシャ!!
あ~~、またまた外れてしまいました。
うちの子どもは何回も楽しくチャレンジしていましたよ~~。
これも楽しみの一つなんです。
で、何回か試しているとこんな感じで・・・
はい!!上手く撮れました。
我が子は超~~感動して何度も何度も時間を忘れて撮影しておりましたよ(笑)。
満月の時期は?
撮影方法が解ったところで、やはり次の満月がいつくるのか?
やはり気になるところですよね!!
ということで毎月の満月の日がいつくるのか、こちらの表を作ってみました!
これで、次の満月の日がきっと楽しみになりますね。
ところで、満月には幾つかの種類があるんです。
青白く見える月は”ブルームーン”と呼ばれ、
一年間で地球と月の距離が最も近くなり一番大きく見える月の事を”スーパームーン”と呼んだりするようです。
実はこの月を撮影した時は、2015年の9月28日で中秋の名月の翌日、一年で一番満月が大きい「スーパームーン」だったんです!!
ちなみにこれからのスーパームーンは
2020年・・・4月8日
2021年・・・5月26日
となっております。
是非、満月の少ないチャンスを活かしてくださいね!!
まとめ
望遠鏡とiPhoneだけでの月の撮影はいかがでしょうか?
というのも、うちの子どもが本当に楽しそうに、iPhoneと望遠鏡でパシャパシャ撮影しているのを見て、クリスマスの望遠鏡のプレゼントは正解だったなぁ~と嬉しくなりました。
やっぱりいろんな事に熱中するって素敵なことですよね!
しかもそれが天体観測だったりすると、やっぱり男の子なんだな~って。
いろいろ僕も妻も試行錯誤しながら子どもと一緒に月を撮影して、子どもが一人で簡単に撮影できたのも、ちょっとしたコツを覚えてからでした。
そんなコツをお知らせしましたが、望遠鏡とスマホを接続する便利グッズもあるようですので、そちらもご利用になっても良いかもしれないですね。
でも、難しいからこそ工夫する楽しさもあった・・・
なんて感じの我が家の月の撮影でした。
ありがとうございました。
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