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合唱の指揮のコツ!中学生クラス合唱指揮者に伝える5つのポイント!

      2017/08/03


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よ~し、クラスみんなの為にクラス合唱の指揮をがんばるぞ~~!!

って、気合いはあるんだけど、どう指揮を振ればいいんだろう?

 

〇〇君、ってピアノ弾けるし音楽すっごい得意だから指揮者やってよ~~。

ってクラスの女の子から推薦されて、

 

”ん~、だれも指揮やらないんだったら、僕やってもいいよ・・・”

とか・・・

 

”よし!私が指揮者をやってみんなに一等賞をプレゼントする!”

とか言っちゃたけど・・・

 

なんとなく指揮者のやることってわかるけど、実際のところそもそも何するんだ

 

とか、考えれば考えるほど難しくなってしまう指揮ですが、そんな今更聞けない指揮のコツや振り方、合奏のやり方など・・・

中学生の皆さんに解りやすくお伝えしようと思っております!

 

では、早速いってみましょう。


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合唱の指揮のコツや振り方、そもそも指揮って何するの?

もちろん指揮者としての悩みは

 

”どうすればクラス合唱が上手くなるのだろう??”

 

ですよね。

でも次に思うことは・・・

 

”指揮者として何を行えばよいのだろう?”

これが、一番の悩みだと思います。

 

そんなお悩みの手助けに5つのポイントを順にお知らせしますね!

 

①指揮者の目的はコレ

とってもシンプルに言いますと、

 

”良い音楽を作り出す監督”

ですね。

 

だって指揮者はお客さんに向かっては歌わないですよね。

オーケストラでも、指揮者はバイオリンやトランペットを演奏しません。

 

ということは直接演奏する事以外の大切な事を担っているのが指揮者です。

 

具体的には・・・

・合唱のメンバーの力を上手に引き出す。

・作品を理解して目標とする演奏を頭の中で明確に描く。

・目標に向かって練習計画を立てて実際に練習を行う。

・練習ではメンバーの気持ちを前向きに、楽しく真剣な雰囲気を作る。

・本番ではメンバーもお客さんも感動できるような空間を作り出す。

このような事を行うのが指揮者の目的や行うべき事になります。

 

 

ところで指揮者の方々ってエラそうだと思いますか?

 

例えばオーケストラや吹奏楽や合唱のメンバーに

”こうしろ!!”

的な命令をしているような・・・

 

でも、実際はオーケストラ、吹奏楽、合唱など、演奏する方々が気持ちよく演奏出来るように配慮する事をとても大切に考えております。

 

だって、みんなやる気なくなっちゃったら演奏が良くなるはずがありませんものね。

 

しかもクラス合唱の場合は同級生や友達に指示を出したりもしますよね。

だから一番大切なことは・・・

合唱のメンバーが気持ちよく歌えるように(メンバーの力を十分に引き出せるように)する

 

これになります。

 

 

②合唱メンバーの力を上手に引き出す方法

基本的には良いところは明確に褒める!

良くないところは解りやすく提案する!

 

これが一番良いです。

やっぱり誰もが褒められたら嬉しいです。

 

実は嬉しいというよりもこうして欲しいんだね、と指揮者が求めている方向を明確に理解して貰える事が大切なんです。

 

それから指揮者としての方向性や意見を言う時は命令ではなくて、

「ちょっと悲しい感じにしたいんだけど、そこは小さく歌ってみない?」

みたいに、提案してみて下さいね。

 

 

少しでも良い方向に変化したら、解りやすく

”いいね~!”

とか

”良くなっているよ!”

 

とか褒めてあげると、気持ちも明るく楽しくなります。

きっと練習の疲れも感じなくなりますよ!

 


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③作品を理解して目標とする演奏を頭の中で明確に描く

ではいよいよ指揮を振る事に触れてみましょう。

 

指揮って4拍子とか3拍子とか図形を右手で描いたりして腕を振ることは実は誰でもできます。

教科書の通りに美しく振ると、それっぽく見えたりもします。

 

でも、それって何も目的がなくて、とにかく一生懸命に音楽に乗っているだけ・・・

 

それだと、歌っている合唱団も、何をどうすれば良いのかわかりませんよね。

 

だから、まずは

 

”楽譜のねらいを再現できるようにする事”

 

これがとても大切になります。

例えば、この合唱曲

 

”虹”

 

の1ページ目の場合は・・・

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合唱曲”虹”より出典

 

Aの2小節前には、

1拍目にソプラノ

2拍目にテノール

4拍目にアルト

が歌い始めます。

でも、実際に歌ってみると、みんな拍がわからなくてなってバラバラに歌ってしまいます。

 

だから・・・

 

「ソプラノのみんなは1拍目だからみんなでブレスを揃えて出てみようか?」

「次の2拍目に入るテノールのみんなはファの音で入るから音覚えてね。」

「最後の4拍目に入るアルトのみんなは、低いドの音だから軟口蓋を上げて響き豊かに歌ってみようね。」

などの指示が出来ます。

実はこの提案はだた拍の通りに出るだけではなくて揃わない原因に対しての具体的なアドバイスもしております。

 

”拍通りに入ってね”

だけではちょっと楽しくない提案なので、具体的な改善へのアドバイスも入れるとチャレンジ心が芽生えますよね。

 

 

更に言うと、ソプラノの音とアルトの1拍目の音は同じ”シ”の音で、

テノールの4拍目の”ド”の音とアルトの”ド”の音は同じ音ですよね。

 

男声にとっての高い”ド”の音は出しやすいから汚くなってちゃうから美しく出して欲しいし、

女性にとっての低い”ド”の音は低いから聞こえにくくなって、男声から上手く引き継ぎをしたいところですよね。

 

 

で、Aからは女声のユニゾンになっていて、Aの2小節目にはハーモニーになります。

これが美しいハーモニーのはずなのに、なかなかハモらないです。

 

また、”お~もいはせ~~”の部分には書かれていないクレッシェンド、ディミヌエンドが隠れています。

 

このあたりも、指揮者が明確に提案ができると良いですよね。

 

 

楽譜を丁寧に眺めて特徴を表していくと、実は指揮を振る時には自然と

”目的”

が表現されるのです。

 

その目的を一層解りやすく振る技術が

”指揮法”

 

ということになるんですね!

 

 

だから、実は指揮の振り方が上手な人は、何をしたいのか??が楽譜のねらいを理解して明確な時が多いです。

 

プロの指揮者はCDの音楽に合わせて指揮を振る練習などは行わないです。

 

それよりも、楽譜の分析を沢山する為に、ピアノでオーケストラ曲や合唱曲を弾いて、その楽譜の特徴を体感して音楽の目標を作っていきます。

 

 

だから、中学生の皆さんも楽譜に色ペンなどで特徴を記入していくと、何をするべきなのかが解りやすくなりますよ~!

 

次は実際の指揮の振り方にいってみましょう。

 


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④指揮の基本

では、指揮の基本の振り方を少しだけご紹介しますね。

 

というのも、指揮は基本の立ち方や振り方があるからこそ、その枠を越えて振ったときのパワーが合唱団に伝わります。

だから、基本のスタイルとそれ以外の音楽表現という差をつけるためにも、基本の形が大切になります。

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立ち方

両足は広く広げたりしないで美しくスマートに立ちましょう。

足のかかとはくっつけても良いくらいです。

 

ダラっと恥ずかしそうに立たないで、スマートに姿勢良く上半身はリラックスして立ちましょうね。

 

立ち方一つで、指揮者としての惹きつけ効果になりますよ!

 

目線

目線は合唱団のメンバーの目を見るのが基本になります。後列の方まで見ることはとても大切です。

合唱メンバーは指揮者と目が合うと、それだけでも一体感があり嬉しいものです。

 

 

右腕の使い方

右腕では拍やテンポを示します。(基本として)

4拍子や3拍子の図形を美しく描くことは大切ですが、それ以上に大切なことは、30㎝~40㎝四方のおへそから上あたりで指揮を振ることになります。

 

初めて指揮を振る方は図形が大き過ぎたり、拍が不安定になったりもします。

鏡やビデオ撮影をして美しく見えるか、見やすいかどうかを確認すると良いですよ。

 

また、”指揮を振る事”にばかり気を取られますと、

 

”観察する事”

”音を聴くこと”

 

が全くできなくなります。

これ最も大切な指揮の基本ですよ!!

 

指揮を振ると、今どうなっているのか聴けなくなって的確な指示や間違いが直せなくなる!

 

だから、指揮の基本は小さめに振り、振ることよりも聴くことを優先させることが大切です。

 

 

 

左腕の使い方

さて、左腕や左手は何をするかと言いますと、拍以外の情報を伝えることになります。(基本として)

例えば、

 

・どうぞここから入って下さい

・小さく演奏しましょう

・大きく演奏しましょう

・音の切りをみんなで揃えましょう

・感情を込めましょう!

などになります。

 

 

左腕は最初はなかなか使えないと思います。

なので、最初は右手だけで拍を振る練習を行って、

 

その後に、左手だけで簡単な表現をつける練習も良いと思います。

 

例えば、音をみんなで止める時に、左手をクルっと回してみて下さい。

拍に合わせて回してみると、声を揃えてみんなで音を止めてくれますよ。

 

両手で違う動作をすることはなかなか難しいです。

片方ずつ練習する事から始めても、次第に自然に身体が動くようになりますよ。

 

 

でも、左右の腕の役割を考えすぎてもやはり、音楽の表現が枠に囚われすぎて逆に表現が不自然になってしまいます。

左右の腕の役割はごく基本的に・・・ということで理解して下さいね。

 

 

目の使い方

”目は口ほどに物を言う”

とも言いますが、指揮者は演奏中には言葉をつかえません。

身振り手振りも大切ですが、目がとても大切になります。

 

音楽が優しい時には、優しい目で、

音楽が悲しい時には、悲しい目で、

もちろん怒りを表現する時には、怒りの目ですよね。

 

 

指揮者は自分の感情や音楽の方向性をどんな方法を使ってでも良いのです。

でも、本番中は口は使えないですよね。(笑)

 

だから目は気持ちを伝えるとても大切な役割になります。

 

 

基本から外れる時

指揮をスマートに品格よく振れるようになったならば、

次は、30㎝四方の小さな枠から飛び出してください!

 

きっと合唱団は驚いて大きく表現してくれると思いますよ。

やっぱり普通ではない事は、大きな注意喚起になります。

 

音楽が劇的に変化する時には、しっかりと目的や歌心を持って指揮を大きくしてみましょう!

指揮の想いが合唱団に伝わって明確に演奏が進むと本当に楽しくて、指揮の魅力が解ると思いますよ。

 

指揮って人間の本能を動かしちゃうまるで、魔法のような技術です。

2人でも1000人でも音を揃えたり音楽を爆発させたりすることが出来るのが指揮なんです。

 

まずは、基本から試してみてくださいね。

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品格のある指揮

時折、物凄く動き回って指揮を振る人がおります。

もちろん動いてもよいのですが、音楽に合わなかったり、動きすぎて音楽のテンポと指揮のテンポが大きくずれていたり・・・

 

そうすると、合唱団はとても歌いづらくなります。

 

気持ちが荒れていたり、慌てていたり、など品格がない行動があると指揮が美しく見えないです。

 

ビデオ撮影をして確認をすると本当に勉強になりますよ。

是非一度は撮影をして下さいね。

 


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⑤目標に向かって練習計画を立てて実際に練習を行う

指揮者は指揮を振ることばかりが役割ではないんですね。

やっぱり目的が、”良い音楽を作り出す監督”なので、当然計画が作り方も上手でなければなりません。

 

計画を作る時に必要なことは

”どうすれば上手い合唱になるのか?などをとにかく書き出す”

 

これから始めましょう。

さて、そのやり方は、

 

”上手い合唱の条件”

を書き出し、次に

 

”条件を満たす方法”

 

をとにかく書き出します。

 

例えば・・・

【上手い合唱の条件】

歌声が美しい、ハーモニーが完璧、表現力がある、声量がある、どのクラスよりも一体感がある、メロディーとハーモニーのバランスが良い、立ち方も美しい、姿勢が良い、

 

それで、その条件が満たされる方法を書き出します。

【歌声が美しい】

丁寧に歌う姿勢が良い、軟口蓋を上にあげて口が開いている、リラックス、響きを感じながら歌う、口角を下げない、地声を出さない、気を付けた発声練習を行う

【ハーモニーが完璧】

音取り練習をする、2パートでのハーモニー練習をする、聴きあう練習をする為に、2人で練習する、録音練習をする、

 

【表現力がある】

パート内で意見交換をして楽譜に目標を書き込む、合唱曲にストーリーを考える、歌詞の意味を考えて情報共有する、歌詞が聞き取りにくい箇所を練習する、ブレスを大切に考える、ブレスの位置を考える

 

例えばこんな感じですね。

 

で、それをカレンダーに入れ込み、やるべきことが全てできる練習計画を立ててみます。

 

そんな練習計画を立ててみたら、パートリーダーさんや伴奏者さんにもアイデアを頂いたり修正したりして、クラス合唱の練習を始めてみて下さい!

 

 

もちろん、クラスの仲間がやりたい練習をさせてあげるのも、もちろん効果がありますよ!

クラスが指揮者に頼り過ぎないで自発的に問題意識をもって練習できることはとっても大切な事ですからね。

 

「ちょっとテノールパートだけで音程の確認をしたいんだけどいい??」

こんな提案がクラスの仲間から出ると素晴らしいですよね。

 

きっと、忙しくも楽しい放課後練習になりますよ。

 

 

まとめ

クラス合唱って上手くいかない時も絶対にあります。

○○君がやる気がない・・・

そもそも練習にみんな集まらない・・・

 

とか。

 

でも、絶対に仲間を信じて誠実に

”提案する”とか

”気持ちよく歌えるように”

 

と考えて、良い時には褒める練習を行う、

 

というか褒められて次の練習、

また褒められて次の練習・・・

 

と褒めることが締めくくりで、次の提案になると、どんどん楽しくなります!

 

歌うみんなが楽しそうになると、指揮者も元気をもらって楽しくなります。

もちろん、指揮者が楽しく元気であれば、みんなも楽しく元気になります。

 

それには、

”良いところを探して褒める事”

”そんなみんなを信頼する事”

 

とっても大切ですよね。

 

そんな気分が乗ったときに、魔法の指揮でクラス合唱を動かすと、

メチャメチャ感動しますよ~~!

 

 

是非、試してみてくださいね

応援しております!!

 

そうだ!

もしよければこちらの動画もご覧ください。

 

指揮者としてのマインドや役割など、本当に大切なことを丁寧にプレゼンしております。

僕はこのプレゼンが大好きです。


TEDより出典

本当に指揮者として大切なことを、解りやすく惹き込まれるような楽しい話し方でプレゼンをしていましたよね!

このプレゼンを通して見事に聴衆の心を捉えたこのプレゼンは、正しく指揮者そのものの力ですね。

ん~~、

指揮って奥が深いです。

ご参考になれば幸いです!

ありがとうございました。


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