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伝え方のコツを伝えるよ!学校教員の私が日頃心がけていることとは

      2017/08/03


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いや~、コミュニケーションって難しい!

きっとそう感じているのは僕だけじゃないですよね?

我が家でも2人の小さな子供がおりますが、恥ずかしながら親子の会話でもなかなか伝わらないこともしばしばあります。

そんなときはついでにこんな気持ちにもなります。↓

”僕は怒りたくないのになんでいつも怒っちゃうんだろう?でも、あの子話を聞いてくれないし・・・ん~、後悔・・・”

なかなか伝える事って難しいですよね。

 

でも、ちょっとした工夫で、大切な事が伝わるだけではなく、人間関係が良くなる言葉の使い方があったらいかがですか??

日々、学校教員として生徒やクラスで話す機会が多い僕の経験から、相手に気持ちよく伝わり人間関係が良くなる言葉の使い方についてお伝えしますね!


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相手に気持ちよく伝わる言葉の使い方とは?

では早速ですが、小さい子がいるご家庭の会話を使って考えてみましょう!

パターンA


「○○ちゃん、
まだ準備終わってないの?
16:00には出かけるって約束したのに、
なんで、約束守れないの!
まだ準備してないってどういう事!
あんなに言ったのに、いっつも同じ!
早くしなさい!
おいていくよ!」
ほんっとにもう、全然ダメなんだから!

で、子供は、ぶすくれて準備・・・

 


イライラ

「○○!(呼びすて)

悪い事して怒られて、ふて腐れてるってどういうことだ!

とっとと準備しろ!」

はい、カット!

 

 

これよくありますよね?

でももしこれが、こうだったら・・・

 

 

パターンB

「○○ちゃんまだ準備してないね。お父ちゃん、時間に出発できないと、じいじやばあばとかみんなを困らせちゃ悪いって思って、心配になるんだよね。
だから、○○ちゃんもみんなを困らせちゃったら、イヤな気持ちじゃない?
だから準備が遅れると、お父ちゃん辛い気持ちになるんだよね。」
 

「そっか。今、ばあばにプレゼント作ってたんだけど、また後で車の中で作るね。」
 

「そっか。○○は偉いね!ありがとう。」

はい、カット!

随分違いますよね~。

うーん。
僕もなかなかこうは言えない時が多いです。

反省・・・
うーん
もちろん、本当に子供がただぼーっとしてる時もたくさんあるし
でも、
反省・・・

 

なのですが、日々次の事に気を付けるようにされると、少しづつ上手なコミュニケーションがとれるようになってきます。

 

伝わる言葉と伝わらない言葉の使い方の違い

ところで、このパターンAとパターンBの違いはどこにあるのか考えてみますね!

 

パターンAは、

”準備が終わってない”

という事実のみを指している言葉で会話がスタートして、

 

”約束した”

という、また事実のみを伝えている会話です。もちろんイライラの怒りのオーラとダメだろオーラという上から目線の評価を下しておりますね。

逆にパターンBでは、今お父さんはこんな気持ちになっている。

という、パターンAとは違って事実だけではなく、その裏側の

 

自分の気持ち”と”相手の気持ち

 

をゆったり話しています。

 

評価を下した怒りのオーラではなくて、まずは子供を信じるオーラです。

パターンAの場合は、僕が正義の事実を
振りかざし、明らかに子供が悪者になっています。

もちろん親も子供もイライラしてしまいますね。

 

パターンBの場合は、悪者が存在していないです。

だから親も子供も穏やかな状態ですね。やはり、パターンBが良いと思います。

 

しかし、このパターンBはなかなか難しいです!

 

でも大切な事は、事実を伝えるのではなく

 

“気持ちを伝える事”

これがとても大切なコツになるんです。
事実よりもその時の気持ちを上手に伝えるのですね。

では先ほどのパターンBをおさらいしておきますね。

パターンB

「○○ちゃんまだ準備してないね。お父ちゃん、時間に出発できないと、じいじやばあばとかみんなを困らせちゃ悪いって思って、心配になるんだよね。
だから、○○ちゃんもみんなを困らせちゃったら、イヤな気持ちじゃない?
だから準備が遅れると、お父ちゃん辛い気持ちになるんだよね。
 

「そっか。今、ばあばにプレゼント作ってたんだけど、また後で車の中で作るね。」
 

「そっか。○○は偉いね!ありがとう。

では、次では学校の教室でのよくあるシーンを例に挙げてみますね!


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言葉と気持ちの使い方会話 学校編

またちょっと例をあげますね。

朝のクラスにて

 

パターンA

担任
「皆さんおはようございます。」
「このところ、遅刻する者が多い!時間を守る事は社会のルールです。明日も遅刻した者がいたら、全員居残りさせます。イヤだったら朝は遅刻しないようにしなさい。」

 

生徒
「あーあ、また出たよ。かったり〜〜」

こっそり
「うぜえから、明日ワザと遅刻しようぜ」

はいカット!

 

・・・クラス崩壊しそうです。

ん~。

 

 

パターンB

担任
「皆さんおはようございます。」

「最近ちょっと遅刻が多いよね。でもまずはみんなの身体の具合が悪いんじゃないかって心配な気持ちになるんだよね。ちょっとブルーです。」

 

「でも・・・、みんなも遅刻して来たとき、先生になんか言われるんじゃないかって、一瞬イヤな気持ちにならない?」

 

「それ先生も全く同じ気持ちなんです。」

 

「みんなに注意をしなければ大人じゃないって感じがしてしまう。やっぱりちょっと辛い気持ちです。」

 

「でも本当に具合が悪くて遅刻しなきゃならない時もあるしね」

「でも遅刻が癖になるのは良くない。友達との待ち合わせに遅刻すれば、寂しいだろうし、仕事で遅刻すれば信用がなくなるし」

 

「それぞれ、気をつけよう」

 

「もちろん僕も気をつけなくてはいけないです。」

「はい!という事で、今日の連絡は・・・」

はいカット!

 

 

パターンAは、やっぱり事実のみで、罰則で管理してます。

 

パターンBは、気持ちの揺れ動きをしっかりと話しています。

 

私達は気持ちを話す言葉を使わなくなっている

先ほどの親子の会話でも学校での先生と生徒の会話でも共通していることは、パターンBでの気持ちを話している時は子供や生徒が話を素直に聞いてくれることにあると思います。

 

 

でも改めて気持ちを表す言葉を並べてみると・・・

 

楽しい、嬉しい、辛い、寂しい、悲しい、はがゆい、などなど。

 

探せばもっとあるはずなんですが、なかなか出てこないものですよね。
また、気持ちを表す言葉を使いながらの会話には沢山の言葉が必要にもなってきます。だから会話が事務的な事実のみを伝えるような寂しい会話、ツンケンした会話になってしまう・・・

IMG_3829

そうなんです!

 

気持ちを言葉で表すには、とっても時間や手間がかかります。普段の生活では、私たち大人はいかに効率良く物事を進ませようか、という事を無意識でやっております。

だから使う言葉も無意識のうちに感情を表す言葉を使わないで、事実を表す言葉を論理的に使います。でも、人間ってやっぱり感情で心が揺り動かされるものですよね。

なぜかあの人に言われると素直に聞いてしまう・・・
という事もあります。
逆に論理的に正しく言われて頭で理解は出来るけど、快く聞けない。言っていることは正しいけど素直に聞けない。

”あんたに言われたくない!”
とか
”なんだその言い方は!”

 

って事ありますよね。

 

でも、ゆったりと気持ちを話すことが出来ると、相手に素直に理解して貰えて、しっかりと事実も伝わることが多く感じます。

 

さて、会話に気持ちを表す言葉を添える事で、とても良い効果がある事が感じられたところで、次ような気持ちを表す言葉はいかがでしょうか?

”安心しました”の一言 遅刻編

あなたは会社の出勤に遅刻をしてしましました!

あなた
「遅刻して申し訳ございません!」A上司先輩「どうした?何かあったのかと思って焦りましたよ。でも、まずは来てくれて安心しました。」B上司先輩
「遅れる際には連絡をして下さい。次回は遅刻しないようにお願いします。」

はい、どっちの上司先輩と話が弾みますか?

 

やはり、A上司の気持ちを入れる話し方は、穏やかな暖かい気持ちになりますし、失敗をしても信じていてくれている愛情を感じ安心感が生まれます。

 

また上下関係であれば、強い尊敬や信頼関係が芽生えますよね~。

きっと仕事にも笑顔が自然に出ますね。

メールの難しさ

電子メールは私たちの生活には欠かせないツールになりました。

当然文字には表情が無いので、気持ちを表すのは本当に難しいです。時には全く逆の意味に捉えられて、すごい誤解されたり・・・。

でも、今は仕事でも電子メールを使ったり友達との会話もメールがほとんどの場合もありますね。

だから、メールの文章が思わぬトラブルを招くこともあります。

事務連絡を整然と短くメールで伝えることも大切ですが、ちょっとした気持ちを書くことでメールの内容が柔らかく読みやすい”相手への配慮”が伺えるようになります。

例えば・・・

A.○月○日に○○にて打ち合わせを行いますので、ご予定をお聞かせ下さい。

B.いつもお世話になっております!先日は貴重なお時間をありがとうございました。
さて、〇月〇日に〇〇にて打ち合わせを行いたいのですが、ご都合、ご予定はいかがでしょうか?
お教え頂けますと嬉しいです。<m(__)m>

など。

やっぱりBの気持ちを少し入れる方が言葉が柔らかくなりメールが気持ちの通った会話のような文章になりました。相手に与える印象はグッとよくなりますね。

もちろん、<m(__)m>など絵文字を使うのは心や気持ちが伝わるので、とても良いです。

まとめ

僕も様々な会話を日常的にしておりますが、

 

“気持ちを表す言葉が少ない事”

に、気が付きます。

 

でも、ちょっとそんな事を気にしながら、勇気を持って、気持ちを話すと、そんな自分自身がとても素直に謙虚に話せているようも感じます。

 

謙虚さって、やっぱり大切。

 

相手が子供だとなおさら、謙虚に目線の高さ合わせることが少なくなるがちかもしれませんが、目線の高さが合わないと会話にもならないですよね。

 

だから、気持ちを話してみると、相手も自分も同じ目の高さになるんだと思います。一方的に事実だけを伝えるのではく、お互いにとても嬉しく、優しく、安心した気持ちになれます。

 

気持ちは会話の栄養分ですね。

ありがとうございました。


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